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少女に、最も残酷な羞恥責めを…
黯き血潮
(くろきちしお)


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サディストとしての哲学を持つ教師の戸田は、自分に、
恋心を抱く生徒の、小池萩奈を、残酷なサディズムの
地獄へと、誘うことを決意したのだったが…






魔性の誘い





 宿の女将にも、戸田保彦と小池萩奈の二人連れは、奇異に映ったに違いなかった。戸田保彦は、年が明ければ40歳。小池萩奈は、まだ、17歳だった。父と娘に見えないこともなかったが、そんな関係で、温泉宿に泊るのは不自然だったし、歳の離れた兄妹だとしても同じだった。結局、戸田は迷った末に、宿帳には、戸田保彦・萩奈と書いた。姓の方を同じにしておいたのだ。親娘と思われようと兄妹と思われようと、夫婦と思われようと、どうだっていいという気になったのだった。不審気な表情は押し隠していたものの、女将は部屋の隅で、うつ向き加減の萩奈に、チラリと刺すような視線を浴びせていった。




『悪い男だな。悪い大人だ。悪い……先生だな。生徒をこんなところにまで連れてきてしまって…』

 露天風呂に身を沈めたまま、戸田は眩くように言った。湯気に隠されそうな萩奈の裸身は、美しくて、充分に女を意識させてくれていた。ただし、横顔の頬の丸味には、まだ、幼なさが残っていて、彼女を歳相応の少女に見せていた。

『私が勝手についてきてしまったんですから、先生が責任を感じることはないわ』

 彼女が戸田の方を振り向いて、そう言った時、ポニー・テイルの髪が、フルフルと可愛く揺れた。




『そうかも知れないが……。どう考えても、これは許されないことだ』

『そんなこと……』

『第一、僕は……普通の男じゃない』

『……』

そう。戸田は普通の男ではなかった。普通の男のように、女をやさしく愛することなどできない男だった。

『よく分っているわ。でも、私、先生のこと大好き。だから……何をされたって……構わない』

 思い詰めたような表情で近づいてくると、萩奈は戸田の胸に、躰を預けてきた、戸田は彼女の肌の柔らかな感触に、早くも理性が崩れ落ちていくのを感じずにはいられなかった。

『僕は今夜、これから君を縛るつもりなんだよ』

『……はい』

 戸田の腕の中で、萩奈の躰がビクンと震えた。縛るという言葉に、反応したものらしかった。

『縛るといっても、服の上からじゃない。素っ裸にして、うんと恥ずかしい格好に縛るんだよ』

『……』

 戸田の背中にまわされた彼女の手に、力が入っているのが感じられた。

『それだけじゃない。恥ずかしい格好に縛った上で君にとっては、もっと恥ずかしく苦しい事をする積もりだよ』

戸田は、既に自分が萩奈に対する責めを始めてしまっている事に気づいた。羞恥責めと言う少女には最も残酷な貴めを…理性は崩れ去ってしまったのだから、彼の躰の中には、残酷な悪魔しか住んでいないのだった。

『例えば、君のお尻の穴に、指を挿入れて掻きまわしたり……』

戸田の目の前の萩奈の耳たぶが、急速に紅潮していった。

『指だけじゃないよ。浣腸をして、ウンチを出させたり、クスコといって、鳥の嘴のようなものを挿入して、中を覗き込んだりもしたいね』

『アァ……』

とうとう耐え切れなくなって、萩奈は泣き出してしまった。ちょっぴりの理性が、戸田の心に戻ってきた。

『だから……君は、今夜、ここに泊らずに、帰った方がいいんだ。今なら、君は傷つかずにすむ』

 戸田は彼女の背中を、力強く抱ぎ締めてやってから、彼女から離れ、湯から上った。

『い、いや!私、帰りません。私、今夜は先生のものにしてもらう積もりで来たんです。一人で帰るなんて嫌!』

激しい水音を立てて、湯から飛び出してきた萩奈が、戸田の背中に抱きついた。

『それじゃ、君は僕が望むことを、何でもさせるっていうのかい?』

『はい。何でもして下さい。それで先生が喜んで下さるのなら、私、嬉しい』

戸田の心の中から、再び、理性のかけらが背徳に吸い取られてしまった。

『萩奈!』

『先生!』

湯けむりの中で強く抱き合った時、戸田は萩奈を、残酷なサディズムの地獄へと誘うことを決意したのだった。




震える処女肌



 17歳の処女の肉に食い込んでいく時、縄はセクシーな軋み音を立て、縛られていく萩奈にも、呻き声を上げさせた。戸田はもう、罪悪感など、感じてはいなかった。萩奈が戸田め思うがままに、縛り上こげられていくのと同じように、彼もまた、残酷な本能の下僕となり下ってしまったからであった。

『苦しいだろう』

 萩奈の上半身を、厳しい高手小手に縛り上げてしまうと、戸田は残酷な役目を果たすことになっている、もう一本の縄を取り出した。

『……大丈夫。私、辛抱できます』

萩奈は横座りになって、まだ、生え揃ったばかりというような、薄い恥毛の肉裂を隠していた。戸田はそんな彼女の足首を交差させた上に、上体を二つ折りにし、顎を足首に届かせて固定し、仰向けに転がしてやろうと考えているのだった。

『恥.ずかしくはないのか?』

『……』

 萩奈は首を横に振った。

『嘘だな、素っ裸で縛り上げられて恥ずかしくない娘なんかいるものか』

 強がりを言う萩奈を見ていると、余計に辱めてやろうと思う戸田だった。

『これからもっと恥ずかしい目に遭うんだぞ。いいのか?』

『……はい!』

 彼女がコックリと頷くのを確めてから、戸田は新しい縄を使った。約三分後、萩奈は胡座海老縛りの形で、布団の上に伏せた状態で転がされていた。戸田には、もっとも楽しい作業が、ひとつ残っていた。彼はそれをすぐには実行に移さず、帳場に電話を入れ酒を注文した。廊下でそれを受け取ると彼は萩奈の頭の方に座り込んだ。

『萩奈のように、若くて、美しくて、可愛い娘の縛られた姿を眺めながら、一杯飲(や)るのは、僕にとっては、最高の幸せだよ』

 戸田ははまず、盃に一杯の酒を、舌の上に転がした。たっぶりと口の中で味わってから飲み下した。彼の目も、舌と同じように、萩奈の白い裸身を、たっぶりと味わっていた。

『さあて、それしゃ、萩奈の一番恥ずかしいところを、丸出しにしてやることにしようかな、フフッ』

 と、彼は盃を置くと、両手を彼女の左右の膝の下に差し込んだ。

『アアッ! 先生』

 萩奈が胡座縛りのままで、膝を閉じようとしたので、足首の縄が、激しい軌み、音を立てた。

 戸田は彼女の足首が痛んだろうと思いながらも、ゆっくりとその両膝を持ち上げでいった。

『どうした。いやなのか?』

 彼女の顔が、自分と同じ高さで向い会ったところで、戸田は手を止めて聞いた。

『い、いいえ、いやじゃありません』

『いやそうな顔をしているぞ』

『そんなこと……ありません』




『じゃ、いいんだね。オ○○○や肛門を見せてくれるんだね』

教師としては絶対に口にしてはいけない言葉だった。萩奈の顔が、また、急速に羞恥の色に染まっていった。

『もちろん、まだ、誰にも見せたことはないんだろうね』

『はい!』

 戸田が彼女の両膝を持ち上げてしまっているので、胡座海老縛りの彼女は、尻だけを布団に押しつけて立っているのだった。

『さあ、見せてもらおうかな』

彼は萩奈が倒れない様に彼女の膝を両手で支えたまま彼女の顔の前で、自分の顔を下に向けていった。』

『アアッ! は、恥ずかしい』

彼の視線は、まだ、脹らみ切ってはいないような乳房の谷間を這い下りて、プックリとした下腹を通り過ぎ、恥骨の脹らみにたどり着いた、股間が布団に押しつけられているために、彼女の肉裂は、歪んで開いてしまっていたが、まだ、その内側を硯き見ることはできなかった。

『毛が薄いんだね。萩奈は……。まだ、子供なんだ』

『違います! 私、もう、大人です』

 羞恥のためか、唇が震えているのが、何とも魅力的だった。彼女の恥毛は細くて柔らかくて、長くなく、小猫の毛のように、ちょっとした空気の流れにも、敏感にそよいだ。もちろん、量も少ないため、恥ずかしい肉の裂け目を隠す役には、立っていなかった。

『もっと、よく見えるようにしてやろう』

 と、戸田は彼女の躰が、尻を支点にして、バランスがとれるような位置で、体を離した。

『アッ!ア、ア、アアア:ッ!』

実際は、バランスを保つよりも、ほんの少し、後ろに重心をかけさせておいて、手を離したので、萩奈は2秒ばかり、前に倒れようと身悶えた末に、仰向けに倒れ込んでしまった。戸田の目の前に、彼女の半開きの秘唇と肛門が、最も露骨な形に晒け出されていた。秘唇は左右共、大きさが揃っている上に、美しいピンク色をしていた。
肛門も、どちらかと言えば小さ目で、薄いセピア色であった。もっとも、肛門は恥ずかしさのために、萩奈が必死に引き締めているためかも知れなかった。




『萩奈は自分の肛門を見たことはあるのかい?』

 戸田が酒を飲みながら、彼女の肛門を見つめながら聞いた。

『ありません!』

『なぜ?』

『だって……見えないもの』

『見えるさ。鏡を床に置いて、ウンチスタイルで跨げばいいんだよ』

『そんなこと、恥ずかし過ぎます!』

『恥ずかしいったって、自分のものじゃないか。よし、僕が見せてやろう』

窓際に姿見があった。戸田は萩奈を後ろから腿を持って抱き上げると、その姿見の前に連れていった。

『ほら、見てごらん。萩奈の肛門は、とっても可愛い形をしているんだよ』

 鏡の前で更に彼女の尻を持ち上げ、肛門がよく映るようにする。

『アアッ! いや……いや!』

 恐いものを見る時のように、ゆっくりと瞳を開いた萩奈は、一瞬、表情を凍りつかせたが、すぐにまた、瞼を閉じ合わせてしまった。

『ちゃんと見るんだ。この肛門から、汚いウンチが出てくるんだぞ』

と、戸田は見ることを強制した。萩奈は再び開いた瞳で、それを見つめると、やがて、涙を溢れ出させた。

『フフッ、さあ、それじゃ、今度は肛門に指を突っ込んで、掻きまわしてやろうかな』

戸田は萩奈を元の位置に、仰向けに転がすと、残っていた酒を、一気に飲み下した。自分のサディズムが、一層激しく燃え上るのを感じていた。




残酷な命令


戸田は思いついたことがあって、萩奈の縄を一旦解き、改めて、両の足首だけを、彼女の後頭部で、交差させて縛り合わせた。ひどく苦しいらしく、萩奈はウンウンと呻いた。そうして おいて、彼女の頭が抜けてしまわないように、ウエストを二重に縛った上に、後頭部の交差させた足首と、そのウエストの縄を繋いだ。

『さあ、萩奈。これで手が使えるぞ』

『……ウッ?!』

 更に、彼女の胴と左右の腿の間から、両腕を前に出させると、戸田は残酷な微笑を洩らした。自分のアイディアが、おもしろくて仕方がないといった表情だ。手が自由になった萩奈は、早速、大きく剥ぎ出しにされてしまっている自分の股間を隠した。

『おっと、隠したりしちゃいけないんだよ。萩奈はこれから自分の指でオ○○○を開いて僕に見せてくれるんだよ』

『えっ! そ、そんな!!』 戸田の残酷な命令が、彼女の表情を哀しみに曇らせた。

『さあ、両手の親指の腹の方を、ワレメちゃんの左右に添えて、思い切って開いてごらん』

『いやいや!そんなことでぎない』

『そうか。できなきゃ、帰るんだな。僕は僕の命令に従えない娘なんか要らないからね』

『アァッ! 先生』

戸田には自信があった。萩奈がひとりで帰ったりはしないと……。

『どうしたんだ。萩奈。やっばり、いやなんだね。それじゃ仕方がない。縄を解いてあげよう。始めから、君のような子供には、無理だったんだよ』

 と、戸田は萩奈の後頭部の足首の縄に手を掛けた。

『アア! 待って、先生、縄を解かないで。……私します!』

戸田の心の中の台本通りの言葉が、萩奈の口から洩れ出してきた。彼は台本の次の自分の台詞を読んだ。台詞の下には、カッコの中に、“善人ぶって”と注文がつけてある。

『いいんだよ、萩奈。無理しなくても……。さあ、いい娘だから、素直に服を着て、帰るんだ』







そして、もう一度縄を解く素振り。

『いや!先生。縄を解かないで。私、ほんとうにしますから……』

シーンは、蓋恥責めに移る。

『するって、いったい何をするんだね。萩奈は……』

『先生がさっきおっしゃったことをです』

『はて?何を言ったっけな…フフッ』

『アアン…開きます』

『何をだ?』

『私の、その、ワレメちゃん!』


『どうせなら、もっと淫らな言葉で言ってほしいな。それとも、そんな言葉を使うぐらいなら帰った方がいいか?』

『いいえ! 言います。私……オ、オ○……アァ』

 萩奈の自尊心が、激しく抵抗しているのが、忙しい瞳の動きで分った。戸田は彼女の魅力的な唇が、オ○○○という単語を発音するために開くのを、注意深く見つめていた。股間のものが痛いほど充血していた。

『オ○○○を……開きます』

『フフッ、フフフハハハハハハッ!』

戸田は感動したのだった。まだ17歳の美しい処女が、オ○○○などという最も淫らな言葉を喋ったのだ。
普通では、あり得ないことだった。

『よし、それじゃ、自分で開いてごらん。その可愛いオ○○○を……』

『は、はい!』

萩奈は覚悟を決めるように、ひとつ大きく深呼吸をすると、両手の親指を、その肉裂の左右に当てがい、もう一度深呼吸をしてから、ゆっくりと開いていった。両手の指の総てが激しい差恥のために震えていた。




『ほうほう、きれいな色をしているんだね』

それは鮮烈なピンク色であった。あらゆる種類の蘭よりも美しく、衝撃的な二枚の花弁を持った花であった。

『萩奈が先生のチ○○○を咥え込もうとしているのはどこだね?』

 戸田は更に過酷な質問を投げつけた。

『アア……よく分りません。でも、多分……ここ!』

萩奈は左手の指で左の花弁を広げたままにしておいて、右手の中指で、子宮に続く洞に軽く触れた。その瞬間、その部分はピクッと収縮した。

『フム、その通りだな。じゃ、今度はオシッコをするところを教えてもらおうかな』

『こ、ここです!』

萩奈は瞼を堅く閉じ合わせたまま、中指で小さな尿道口を捜し出した。

『今度はクリトリスだ』

『アア……こ、これ!!』

クリトリスを触る時に、彼女の指は、一番戸惑ったようだった。時にはそこに触れて、楽しんだこともあるのだろうと、戸田は思った。

『さて、お尻の穴は……?』

『アア……ここです!』

 萩奈自身の中指が、軽く触れただけで、それは細かな壁を、キュッとすぼめて羞恥した。戸田の最も好きな、女体の部分だった。

『それじゃ、今度はそのお尻の穴に、指を挿入れてごらん』




戸田が萩奈の肛門と顔を交互に見つめながら言った。案の定、萩奈は哀しみにも似た困惑の表情を示した。

『……挿入れます!』

 意外なほど、拒否反応はなかった。

『フフッ、どうやら覚悟を決めてしまったようだな、萩奈。僕の淫らな奴隷になる気になったらしいな』

『私、初めから、先生のためなら、何だってするつもりでぎたんです。何だって……します』

『ほう……そうか。じゃ、これからは遠慮なんかせずに、どんどん恥ずかしいことをさせてやることにしよう。それじゃ、取り敢えずオナラをしてもらおうか。それから指を挿入れるんだ』

『アア!』

だが、萩奈は許しを求めたりはしなかった。やがて、大きく空気を吸い込むと、下腹に力を加え始めた。戸田はそんな彼女の肛門の正面30pのところへ、自分の顔を持っていった。

『アアン! そんなに近づいちゃ……』

『ン?どうしたね』

『……臭いですわ』

『構わんよ。オナラなんて、臭いものさ。萩奈のオナラがどれぐらい臭いか、調べてやるさ。さあ出してみろ』

『わ、分りました。でも、オナラの臭いで、私を嫌いにならないって、約束して下さい、先生』

『いいよ。約束してあげよう』

『じゃ……します!』

 萩奈は再び胸を脹らませ、空気を吸い込んだ。そして、下腹を少し脹らませたかと思うと、肛門の襞を大ぎく盛り上げてきた。

『ウ、ウウッ!』

 更に、彼女が力むと、その盛り上った襞は突然開口すると同時に、ブォッと大きな音を立てて震え、幾らかのガスを放出した。それから再び、元通りにキュッと引き込まれ、形を整えた。大したことはなかったが、それでも独特の臭気が、戸田の鼻にまで届いてきた。かすかだが、空気が騒いだのも感じられた。

『先生……臭い?』

それこそ全身を差恥の色に染めながら、萩奈が言った。

『フム、意外に臭かったな。可愛い萩奈のオナラだとは思えないぐらいだ。アアッ、まだ臭いぞ』

『アアッ!そんなこと言わないで、先生。お願い!』

羞恥の語尾を長く引きながら、彼女が哀願した。戸田はそんな彼女が、可愛くて仕方がなかった。今すぐにでも、抱き締めて、キスをして、自らの肉の小道具で、貫いてやりたかった。だが、自制した。

俺はサディストなんだ。やさしく愛してやるなんて柄じゃない″

 改めて、もっと残酷に、彼女を辱めてやろうと決意したのだった。

『さあ、指を挿入れて、肛門の中を掻きまわすんだ』

冷酷な命令が戸田の口から発せられると、萩奈は哀し気に眉間を寄せた。




浣腸洗礼


萩奈自身の中指が、彼女の肛門に深々と埋め込まれていた。戸田はそんな彼女の肛門が、恥ずかしい刺激に、キュッキュッと収縮運動を繰り返すのを、もう随分長い問、見つめていた飽きることのない楽しい情景だった。

『萩奈、もっと入れたり出したりしてみろ。僕のチ○○○が入っていると思って、指を動かしてみろ』

『えっ!』

17歳の処女に、アナルセックスなどという言葉が、理解できるはずがなかった。差恥というよりも、脅えに似た表情で、戸田のことを見つめ返してくる萩奈だった。

『お尻の穴で、そんなことをするんですか?』 指を動かしながら、彼女が聞いた。

『そうだよ。今夜、萩奈は僕のチ○○○を、お尻の穴で姪え込むことになるんだよ』

『ま、まさか……! その……普通にはしないんですか?』

『普通にってのは、オ○○○でするってことかい?』

『は、はい!』

『まあ、暇があれば、してやってもいい。だが、まず、お尻の穴でしたいね』

『……アア!』

女の部分で、それをすることは、覚悟してきたに違いない萩奈なのだろうが、まさか、自分が今夜、肛門でそれをすることになるなどとは、思ってもいなかったのだろう。血の気を失ってしまっていた。

『もう指を抜いていいんだよ。いつまでそんな淫らな事をしてるんだい?今度は院腸をしなきゃならないんだから』

『アアン!』

戸田にそんなふうに言われて、萩奈は慌てて肛門から、指を引き抜いた。余りにも慌てて引き抜いたために、肛門はその内側の、ピンク色の粘膜を、捲れ上がらせてしまっていた。だが、それは何度かの収縮で、すぐに元通りに引き込まれた。

戸田は自分の旅行鞄の中から、200cc用のガラス製浣腸器と、グリセリンの瓶を取り出した。

『何をするんです?』

巨大な浣腸器に、萩奈の瞳は、明らかに恐怖を訴えていた。

『浣腸をするって、言ったはずだよ。萩奈の肛門の中には、汚いウンヂが一杯詰っているようだから、全部出させてやるんだよ』

戸田はグラスを持ってくると、その中に、目分量でグリセリン、を半分ばかり注ぎ込んだ。それにポットの湯を加えて、残酷な薬液は出来上った。

『浣腸の経験は?』

そのグリセリン水溶液を、ガラス製浣腸器に吸い上げるのも、戸田にとっては、楽しい作業だった。

『ありません。初めてなんです』

萩奈は凶悪な形をした浣腸器に、グリセリンという悪魔が満たされていくのを見っめながら答えた。薬液は200の目盛りを越え、250tぐらいはあった。

『そうか、初体験か。フフッ、それならたっぷりと味わうがいい。ながなか楽しいものだよ』




戸田は悪魔の薬液で一杯になった浣腸器を取り上げると、その先端を、萩奈の肛門の中に押し当てた。

『アアッ! ゆ、許……!』

彼女は許して″という言葉を、最後までは発音しなかった。戸田はサディストらしい含み笑いを洩らすと、ゆっくりと嘴管を押し込んでいった。

『ウウッ!』

潤滑剤を使っていなかったので、少々の抵抗感があったが、更に力を加えていくと、浣腸器の先端は、プスリと萩奈のセピア色の壁に包み込まれてしまった。

『グリセリンを注入れるぞ』

『は、はい!』

萩奈はまたしても、瞼を堅く閉じ合わせて戸田が内筒を押し込むのを、待っていた。彼はごくゆっくりと、楽しむように、内筒を押し込んでいった。

『アッ!、熱い!!』

ほんの数t注入されたとこみで、萩奈がビクンと下腹を波打たせた。両手は戸田の作業の邪魔しないように胸の前で祈るように組み合わせていた。

『少々、熱かったかな。だが、これぐらいなら、火傷をするほどではないだろう。躰が腹の底から、暖まるさ』

注入を続けた。やはり、耐えられないほど熱くはないようだった。

『フフッ、どんな感じだね?』

全量を注入し終えると戸田は浣腸器の先端で彼女の肛門をグイッと抉るように動かしてから引き抜いた。

『ウウッ! よく、分りません。でも、お腹がとっても暖かくて……』

『気持ちがいいか?』

『いいえ、ただ、暖かいだけです』

『つまり、気持ちがいいんだ』

『……はい!』

『だが、気持ちがいいのは……。そうだな、せいぜい、2、3分のことだろう。それが過ぎたら、萩奈はこの世の中にも、地獄って奴があるこどを、思い知るだろうよ』

『……!!』

萩奈が恐怖するのも、おもしろいのだろう。戸田はわざと、恐ろしい言葉を選んで言った。

『アアッ! どうなるんです。私……!!』

『ひどく苦しむことになるんだよ、多分、萩奈は、まだ、そんな激しい苦痛は経験したことがないだろうよ』

『こ、恐い!』




『そう、たいていの女は、二度とそんな苦しみは味わいたくないと考えるだろうね。でも世の中には変わった女もいてね。そんなに激しい苦痛でも好きになってしまう女がいるものなのさ。萩奈がそうだと都合がいいんだがね』

『……!』

 そうこうしている内にどうやら萩奈に便意の自覚症状が現われたようだった。眉と眉の間隔を狭め、下唇が前歯によって噛み締められたのだ。

『せ、先生! 始まったみたいです』

『そのようだね。フフッ……』

『ど、どうすればいいんです?』

『どうしようもないね。萩奈はこれからしばらくの間、うんと苦しい思いをしなけれぽならないんだよ』

『ンアアッ……ンムウーッ!!』

便意は更に激しくなってきたらしく、彼女が身悶えを始めた。戸田は彼女の下腹に、自分の左の耳を押しつけてみた。

『フフッ、もう、相当苦しいはずだぞ』

グルルルーッという腸管が振れるような音が聞こえてきた。下の方からは処女の甘酸っぱい匂いも漂ってきた。




『アウッ!ンーッ!先生…アアッ!おトイレに行かせて下さい。苦しいんです。萩奈もう、辛抱できません!』

戸田は顔を起すと、彼女の肛門に注目した。既に激しい収縮運動が始まっていて、それはまるで、貧欲なフジツボか何かのように見えた。戸田はそっと、その喘ぐ肛門に、唇を押しつけた。

『アアッ! き、汚ない。先生、汚いわ。ン! ムッ!!』

舌を伸ばすと萩奈の肛門は、より強く締めつけられたのが感じられた。戸田の舌を吸い込むような動きだった。

『汚なくなんかないさ。萩奈のお尻の穴だもの』

『アア……先生。でも、私、もう駄目。おトイレに……』

『トイレには行かせないよ』

『でも、これ以上、我慢できません。ウウウンッ!』

『我慢できないなら、肛門に栓をしてやろうか?』

『お尻の穴に……栓?』

『そうだよ。汚いウンチを漏らすのがいやなら、そうするしかないだろう』

『どんなもので栓をするんです? ングゥッ!』

戸田は鞄の中からアヌス栓を取り出してきて、見せてやった。

『そ,そ、そんな太いもの、は、入りません!』

直径4p、長さ8pのものであった。訓練を受けていない肛門には、挿入は不可能な太さだった。だが、便意に弄ばれ、忍耐の限界に近づきつつある者になら、強引に抉り込んでしまうことも可能だろうと、戸田は考えていた。もっとも、彼はそれを実験で確めたことはなかった。

『入らないと思うのなら、無理にとは言わんさ。その代わり、そうして苦しみ続けていてもらうしかないな』



『アアッ! ングウーッ!!』

ほとんど絶叫に近い悲鳴だった。

『あまり大きい声を出すと、人が来るぞ。誰かがやってきたら、萩奈はその恥ずかしい格好を、僕以外の者に見られることになるんだぞ。いいのか』

そんな戸田の忠告が利いて、それ以後、萩奈は小さな声で、呻きを洩らすだけになった。

5分経った。グリセリン注入からだと、8分が過ぎていた。内心、戸田は初めての浣腸責めにしては、萩奈はよく耐えているものだと感心していた。もっとも、処女の強い羞恥心が、忍耐を強要しているのかも知れなかった。






『ンアア! 先生。栓をして下さい。アァーッ!』

そして、遂に、萩奈はアヌス栓を、承認してしまったのだった。




地獄のアヌス栓


『いやいや、自分でそんなことをするなんて、先生。ングッ! ひど過ぎます』

戸田は萩奈の縄を解いて、自由にし、改めて、両手だけを、軽く後ろ手縛りにしたのだった。アヌス栓は、テーブルの中央に直立させてある。彼女自身にアヌス栓を挿入させようというのだった。美しい処女を虐めるアイディアなら、幾らでも思い浮かぶ戸田だった。

『そのアヌス栓をどうするかは、萩奈に任せるといってるんだよ。アヌス栓がいやなら。挿入れないでいいし、ウンチを漏らすのがいやなら、挿入れればいいのさ。ただし、トイレにだけは、行かせないってことだよ。フハハハッ!』

戸田はそのテーブルの上に両手を重ねて置き、その上に顎を乗せて、萩奈の肛門がやってくるのを待っていた。彼はもうそれほど長く待たなくても、彼女がテーブルの上にきて、太いアヌス詮を、肛門に唖え込むという作業に取りかかるだろうことを、確信していた。

『ソグアアッ! 先生、ンムウーッ!!』

脚が自由になった萩奈は、膝と膝を擦り合わせるようにして、過激な便意と闘い続けていた。

『早くしないと、その内に汚いウンチが漏れてしまうぞ』

 戸田は萩奈のような状況で、便意に耐えたことなどなかった。従って、彼女の苦痛がどれほどのものかは、理解できなかった。だが、それでいいのだと、彼は考えていた。なぜなら、彼はサディストであって、マゾヒストではないのだから……女の苦痛など思いやる必要はなく、ただ、自分の好みの女体が、呻き悶えるのを楽しんでいればいい。それがサディストとしての、彼の哲学のようなものであった。

『ングアアン! アヌス栓を……します。クアーッ!!』

萩奈がとうとう、激しい苦痛と羞恥を決意したようだった。便意のために腰を淫らな感じに捩りながら、テーブルに上ってくると、彼女は戸田の顔の前でしゃがみ込んだ。

『むこうを向いてやるんだ。そんなにオ○○○を見せびらかしたいのか』

『アアッ、ひ、ひどい。クウーン!!』

 萩奈は戸田の方を向いて、しゃがみ込んだのだが、彼は反対を向かせた。その方が、小さな肛門に太いアヌス栓が侵入していく様が、よく観察できるからだっだ。

『アア! アアン!』

萩奈は戸田に背を向けて立つと、ゆっくりと、アヌス栓の真上に自らの肛門を降していった。

『アアッ!』

 だが、アヌス栓の先端が、肛門に触れると驚いたように尻を上げた。

『は、恥ずかしい。ングウッ!』

涙をポロポロこぼしながら、再び、恥ずかしい努力をする萩奈、便意が要求するのだった。

呻きと喘ぎの中で、震える白い尻が、アヌス栓の上に降りてきた。

『フフッ、丸見えだぞ、萩奈。肛門が……』

『アアッ! そ、そんなこと言わないで下さい、先生』

戸田の位置からだと、彼女の尾てい骨の小さな脹らみのすぐ向うに肛門が見えた。内部からの圧力を食い止めるためにギュッと強く締めつけられていた。

『ンアッ! ム、ムムゥーッ!!』

 アヌス栓の先端にグリセリンに濡れた肛門が押し当てられた。

『ンイッ、ンイーッ!!』

更に尻を降ろそうとする萩奈。だが、太過ぎるアヌス栓は、簡単には受け入れることができなかった。

『む、無理です。先生……太過ぎるんです。クアーッ!!』

丸い先端部分だけを、肛門に咥え込ませたまま、萩奈が訴えた。




『よく分っているさ。だが、太くなきゃ、栓としての役に立たないじゃないか。さあ、もっと尻を降ろしてみろ』

『ンンッ! お尻の穴が、裂けてしまいそうです。ヒイーッ!』

それでも、苦しい努力を再開する萩奈。煙草を1日に5、60本も喫う戸田だったが今夜はまだ、マイルド・セブンは、テーブルの端に放り出されたままになっていた。

『ンヒーッ! クヒィーッ!!』

便意がそれだけ激しくなってきたのだろう。萩奈は無理をして、アヌス栓を咥え込もうとしているらしかった。肛門の襞が、裂けてしまいそうなぐらいに、引き伸ばされてしまっていた。

『ンアン、ンアン、ンアンヒイーッ!!』

そして、遂に彼女は肛門が裂けるのも仕方がないといった感じで、思い切って、尻をテーブルに押しつけてしまったのだった。あまりにも過激なやり方に戸田も一瞬、彼女の肛門が、裂けてしまったのではないかと、心配したぐらいだった。

『ンググウイーッ!!』

萩奈はテーブルに尻を押しつけたまま、身悶えを続けていた。だが、出血している様子はなかった。

『どうだ、萩奈。大丈夫か?』

『ンーッ!大丈夫みたい。でもクウーッお尻の穴が、ひどく痛いんです。ズキンズキンと焼けるように痛いんです』

『そうか、それは大変だな。しかし、尻を上げるなよ。抜けてしまうと、もう一度、辛い思いをしなければならないぞ。それにアヌス栓が抜ける時にウンチが漏れてしまうぞ』

『はい! ングウッ』

勿論、太いアヌス栓を咥え込むことに成功したからといって便意から逃れられる訳でもなく、便意がやさしくなるわけでもなかった。萩奈は相変わらず段々と過激になっていく便意に呻ぎ続けていなければならないのだった。

『アヌス栓が抜けてしまわないようにロックしてやるから、萩奈、尻を少しだけ上げてみろ』

『はい。ンーッ!』

彼女がテーブルから、尻を少しだけ浮かせると、戸田は右手をテーブルと彼女の尻の間に差し入れた。アヌス栓がググッと押し出されてくるのが感じられた。

『よし、もっと上げていいぞ』

 それから、更に、尻を突き上げさせ、

『ングアーッ!!』

アヌス栓を乱暴に根元まで押し込んでおいて底の部分のレバーを反対側に倒す事によってロックしてしまった。

『フフッ、辛いのはこれからだな。萩奈』

『ンアアン! 先生、私、どのぐらい辛抱すればいいんです? どのぐらい、私が苦しめば、先生は満足して下さるんですか。クイーッ!!』

テーブルから転げ落ち、戸田の前で七転八倒しながら、萩奈が聞いた。戸田は彼らしい残酷な笑いを浮べながら、答えた。

『そうだな。僕を、その可愛い唇と舌で、一度イカせてもらおうか。上手だったら、許してやってもいいぞ』




けなげな舌戯


戸田は萩奈を正座させ、口を開かせ、その幼い舌の上に自分の怒り狂ったように静脈を浮き立たせている硬直を乗せた。

『何をしているんだ、萩奈、舐めるんだよ。ペロペロキャンディーは、大好きなんじゃないのか』

そう命じると、萩奈は戸田のものを、深々と咥え込んだ。口が小さ目なためか、痛々しい感じだ。

『ソムムムムッ!』

萩奈の舌がまとわりついてきて、戸田は夢見心地だった。

『思ったより、上手じゃないか誰かで、練習してきたんじゃないだろうな?』

『ンムウウウッ!』

萩奈は戸田を咥えたまま、首を横に振った。心地良い刺激になった。

『吸ってみろ』

『ソムムッ!』

便意に正座の尻を切な気に振りながら萩奈は従順だった。時々、呻くのが戸田にはたまらない刺激になった。






『ようし、今度は……フフッ』

と、戸田は彼女の顔を自分の大きな手で左右からガッチリと挾みつけ動けないように固定した。それから、ゆっくりと下腹を突き出していった。

『ンオッ!ンゴォッ!!』

萩奈の瞳が、一杯に見開かれ、恐怖の色を浮かび上らせた。

『萩奈、絶対に歯を立てるんじゃないぞ』

と、念を押しておいてから、彼は更に下腹を突き出していった。

『オゲッ、ゲヘェーッ! オエッ!!』

萩奈の眉と眉の間に深い溝が刻み込まれ目尻からは、また、涙が溢れ出してきた。

『オエッ、オエッ、ケッ!』

戸田が自分の硬直の根元に、彼女の唇が押しつけられるのを感じた時、その先端部分は彼女の喉を貫いてしまっていた。





『ンオッ、ンムオッ!』

舌が彼の硬直肉の下で、暴れまわっていた。それでも萩奈は、歯を立てたりはしなかった。可愛い娘だと、戸田は思った。

ゆっくりと腰をひいていくと、萩奈の顔に安堵の色が浮んだ。だが、戸田はそれを裏切って、再び、腰を突き出した。今度はゆっくりとではなくナイフでも突き刺すように荒っぽく抉った。

『ウゲッ、ヘエーッ!』

絶望と苦しみに襲われ、萩奈はまた、表情を歪めた。戸田は彼女に咥え込ませているものが、余計に充血していくのを感じた。

 肉のナイフで、何度か萩奈の喉を抉っておいてから、戸田はようやく、自分のものを引き抜いてやった。幼い舌戯だったが、それでも暴発してしまいそうになったからであった。

『アア……!』

彼女の唇から口の中に溜っていた唾液が溢れ出し乳房まで伝った。戸田の物もベットリ濡れてしまっていた。

『ングッ、私……上手だったですか? 先生』

 先程よりも激しく、尻を揺り動かしながら萩奈が聞いた。

『まあまあってところだな』

本心では、充分に満足している戸田だった。それほど上手でもなかったが、上手過ぎたなら、彼はもっと不機嫌になっていたかも知れない。

『ムグッ、じゃ……許して下さるんですね』

 萩奈は学校で成績表を貰う時のような顔で聞いた。

『さあて、どうしようかな』

『アアッ! 許して下さい。私もう、これ以上、ングングァーッ!!』

 彼女が崩れ落ちるように倒れ込んでしまった。気絶してしまったようだった。

『まあ、少しの間、楽をさせてやることにしようか』

 戸田は彼女が気を失っている間に、彼女を高手小手に縛り上げてしまった。脚を広げさせ、尻の谷間をこじ開けてみると、肛門は太いアヌス栓に押し広げられ、あの美しいセピア色の壁は認められなかった。

本人が気を失っている間にも、腸管内のグリセリンは暴れまわっているらしく、時々、アヌス栓を押し上げてくるのが分った。

戸田はどんな方法で、彼女に排便させてやろうかと、思案していた。トイレで出させてしまうのでは、あまりにもおもしろくないと思ったのだ。

『フム、玄関に水槽があったっけな』

戸田は宿の玄関に熱帯魚の大きな水槽が飾られていたのを思い出した。彼は早速、女将に交渉して、水槽を部屋に借りてきた。萩奈を風呂場に隠しておいて、女将と〜緒に枕元に運んだ。

『私も大好きなんですのよ。エンゼルちゃんやグッピーちゃんは、みんな私の子供みたいなものですわ』

戸田が自分も熱帯魚が好きなので、観ながら眠りたいというと、女将は機嫌よく貸してくれたのだった。

コンセントを差し込むと、空気の泡が立ち登り、照明が点いて、グロテスクな魚類達は乱舞を始めた。

戸田はまだ気を失ったままの萩奈の両の膝を、左右の肩先に密着させるようにして、.縛り付けた。股問が大きく開き、秘唇やアヌス栓で塞がれた肛門が、よく見えるポーズになった。

『フフッ、たっぶり休んだろう。そろそろ地獄に戻ってきてもらおうか』

天井の部分のガラス板を外すと、戸田は萩奈を抱き上げて、水槽に沈めた。もっとも、首と両の膝から先だけは、水面から出たままだった。




濁る水槽


『ヒァー、アッ、アッ、冷たい!!』

無理矢理安らいだ眠りから、現実に引き戻された萩奈には、すぐに状況が飲み込めないらしかった。

『フフッ、どうだ、萩奈。いい夢を見たか』

戸田は布団の上に寝そべって、頬杖をついて、水槽の中の、彼女の下半身を眺めていた。水草のような繊毛の前を、エンゼルフィッシュが泳いでいく。グッピーなどは、群で、彼女の肛門の辺りに集ってきていた。

『ングアアッ!私、気を失っていたんですね。先生、もう、おトイレに行かせて下さい。グウーッ!!』

彼女が身を悶えさせると、魚達は驚いて、狭い水槽の中を、逃げまわった。中には図々しい奴もいて、彼女の乳首や、秘唇を小突いたりしている魚もいた。

『トイレには行かせないって言ったはずだ。萩奈はその中でウンチするんだよ。さあ、アヌス栓を外してやろう』

と、戸田は起き上ると右腕を水槽の中に突っ込み彼女の尻の下に手を入れてアヌス栓のロックを解除した。

『後は、自分でできるだろう。もう、出してしまっていいんだぞ、萩奈』

彼女の両膝から下は、水槽の縁からはみ出しているので、尻を持ち上げることはできるはずだった。

戸田ぱ元の姿勢に戻って、彼女の肛門に注目した。

『こ、こんなところじゃ……い、いや。おトイレに行かせて下さい!』




必死の哀願だったが、戸田はもちろん無視した。彼は水の中で、排便する萩奈を見たいのだ。もう、他の方法など考えてはいなかった。

『いやなら、尻を上げなければいい。アヌス栓が抜けなけれぽ、ウンチが漏れることはないんだからな』

彼はこの夜初めての煙草に火をつけた。美味い煙草だった。

『ンンムッ、ムムウーッ!』

アヌス栓は、もう半分ほども、萩奈の肛門から押し出されてしまっていて、水槽の底に届いてしまっていた。後は、彼女がほんの少し、両の膝に力を入れ、尻を持ち上げさえすれば、排便は可能だった。

『グウッ! ンーッ!!』

従って萩奈が尻を上げようとしないのは、まだ苦痛よりも、羞恥心の方が強いからであって、これは彼女の忍耐強さと理性を示すもので、つまり、彼女の忍耐が途切れた瞬間に彼女は羞恥を受け入れることになるのだった。

これは戸田にとっては、興味深い闘いであった。もっとも、始めから、彼女の理性は、激烈な苦痛の前に敗北し、羞恥を受け入れざるを得なくなるのは、明白であった。

『よく頑張るもんだな。もしかしたら、萩奈は、浣腸責めが好きなのかも知れんな。どうだ?』

二本目の煙草に火をつけながら、戸田が言った。

『嫌いです。こんなこと! 私、こんな苦しいの……グウーッ! いや』

その二本目の煙草の半分ほどが灰になった頃になって、ようやく萩奈に忍耐の限界がやってきたようだった。

『ングアッ! せ、先生。アア! 私、もう駄目。これ以上、辛抱できない』

彼女は絶望的な瞳で、宙を見上げ、水槽の縁に掛けている両膝に力を加えていった。

『いいのか、萩奈。ウンチなんかするところを見られても……』

『アアッ!そんなこと言わないで。ンムグッ、ほんとうにもう、これ以上、我慢できないんです。クワァーッ!!』

戸田の言葉に一旦は尻を下ろした萩奈だったが、便意に耐えかねて、再び、尻を持ち上げていった。

アヌス栓が、彼女の肛門から、段々と姿を現わしてくる。

グッピー達が、そのアヌス栓の周辺に集り出す。萩奈の排泄物の臭いを、嗅ぎつけたようであった。

『ンアンッ! 先生……見ないでえーっ!!』

遂にアヌス栓の細くなっている先端部分が露出してきた。同時にごく少量の汚れが、噴水のように周囲に吹き出した。グッピー達がそれを餌として追いまわし、食べた。

『い、いやーっ!!』

更に萩奈が尻を上げると、アヌス栓は、完全に抜けてしまい、水槽の底に横たわった。だが、彼女はすぐに腸管内のものを、排出してしまったわけではなかった。

『ンアンッ! クッ、ウヒィーッ!!』

戸田の視線を意識してか、アヌス栓が抜けてしまった肛門を、必死に引き締めているのだった。




『アヌス栓は抜けてしまったぞ、萩奈。もう後は、お前の肛門の力次第だ。さあて、いつまで頑張れるかな』

『ウム! ググウーッ!!』

萩奈が忍耐強いために戸田の楽しみは、長く続いていた。

忍耐強い女は、サディストにとっては、貴重な存在であった。ひとつの責めを与えても長い時間、楽しめるということなのだ。

萩奈を逃したら、もう二度と彼女ほど忍耐強い女、つまりマゾ女に適した女は見つからないかも知れなかった。

『可愛い娘だよ』

『ングウッ?』

『可愛いって、言ったんだよ』

『ほ、ほんとうですか、先生。クイーッ!!』

『ああ、ほんとうだ。萩奈ほど可愛い娘はいないよ』

『嬉しい。ングッ、先生がそう思って下さるのなら、萩奈……う。嬉しい。ングイーッ!!』

ギュッと強く締めつけられた肛門のセビア色の襞が、痙攣していた。

『そのままで、後5分ばがり辛抱してくれれば、もっと可愛いんだが』

『アアッ! 5分も……。無理です。そんなには耐えられない。ンーッ!!』

弱音を吐きながらも、結局、彼女は戸田を楽しませるために、それだけの時間を、耐え抜いたのだっだ。

『ヒッ! ヒッ! ヒヒィーッ。ウワァァーッ!!』

ごく少量が彼女の肛門から、ピュッと吹き出した。魚達が激しく動きまわり、その濁りを食べ尽してしまった。
彼等は次の餌を求めて、彼女の肛門の真下に集ってきていた。

『フィーッ! ンアアアアーン!!』

そして、遂に、肛門全開。萩奈は頭を大きく後ろへのけ反らせたかと思うと、ブクブクと泡を立ち登らせて、大量の汚物を、一気に排出してしまったのだった。

『凄いね。たっぶり汚いものを溜め込んでいたものだね』

『アアッ! 言わないで、お願い。ンーッ』

水槽は完全に濁ってしまっていて、魚達の姿を眺めることはできなかった。彼等にとっては、処理し切れない量の餅が、与えられてしまっ、たのだった。




幸せの絶頂


戸田の目の前に、萩奈の肛門が、隠しようもなく晒け出されていた。縄を使って、肛門露出を強倒したわけではなかった。風呂場で全身の汚れを洗い流し、洗腸を済ませた後、萩奈が自分の意志で、そうしているのだった。上体を低く溝え、尻を高々と突き出し、膝と膝を、大きく開いているのだ。

『肛門が少し赤くなっているぞ』 明らかにそれは太いアヌス栓のせいであった。

『少し、ヒリヒリするんです。でも……大丈夫です』 恥ずかし気な声が、尻の向うの方から聞こえてきた。

『何が大丈夫なんだね?』

『えっ……その……しても、大丈夫です。私きっと、辛抱でぎます』

『何を辛抱するんだよ。フフッ』 軽い羞恥責めであった。

『アアン、お尻の穴に……先生の……』

『僕の?』

『その……アレを……』

『アレじゃ、分らないね』

『チ……チ○○○を……挿入れても、大丈夫。アアーッ!!』

戸田の目の前の白い尻が、急速にピンク色に染っていった。

『ウハハハハ、挿入れてほしいんだな。萩奈はお尻の穴に……』

『は、はい』

キュッと、肛門が縮んだ。

『よしよし、それなら挿入れやろう』

戸田はもう裸になっていたし、彼の股間のものも、既に準備は整え終わっていた。

『アア……!』

彼は、まず、萩奈の肛門にワセリンをたっぶりと塗りつけた。マッサージを加えて、彼女の肛門括約筋が、充分に柔らかくなったのを確めてから、自らの肉茎の先端を押し当てた。

『ア、ウウッ……ッ、アーン!!』

ゆっくりと腰をくり出していった。アヌス栓で拡張が済んでいたためか、思ったほどの抵抗はなかった。彼の股間のものは、見事に萩奈のセピア色の入口に、姿を没してしまっていた。

『萩奈、気分は?』

『……ハァ、嬉しいです』

彼女が喋ると、彼女の肛門括約筋は収縮し、戸田に快感を与えてくれた。

『快感はどうだ?』

『……よく、分らない』

まだ、処女なのだ。性の快感が、躰で理解できる齢ではなかった。

『そうか。だが、萩奈にも、いつかアナル・セックスの良さが分るようになるだろう。君は、僕が思っていたよりも、淫らな娘なんだからね』

『アアッ! そうかも知れませんわ。アンッ、ハァーン!!』

戸田が腰を使い始めると、萩奈は切な気な喘ぎを洩らし始めた。だが、どうやら、それは戸田を楽しませるための演技らしかった。

『萩奈、肛門を引き締めてみろ』

『は、はい。ウ、ウンッ!』

戸田のものの根元辺りが、キュッと締めつけられた。

『もっとだ』

『はい! ハウンッ』

意外なほど強い力であった。

『ようし、今度は力を抜いてみろ』

『アァ……』

『入れてみろ』

『はい』

同じ事を何度も繰り返させ、戸田は腰を前後に動かした。力が抜かれた時に腰を突き出し、強く締めつけられた時に、腰を引くのだ。そうすれば彼のものは先端に向ってしごき上げられる様な刺激を受けることができるのだ。

『フフッ、アナル・セックスのやり方が分ってきたようだな』

『アアン……私、上手?』




『ああ、上手だ。萩奈はやっばり、こういうことが好きなんだな』

『私……ぎっと、生まれつき、淫らな女なんだわ!』

『萩奈は普通のセヅクスは、まだ、知らないのに、アナルセックスを先に覚えてしまったんだね』

『アアン!』

戸田は彼女の尻の谷間を、両手で割り広げ自分と彼女の接点を見ながら、行為を続行した。腰を押し出した時には、彼女のセピア色の壁は引き込まれ、引いた時には、ピンク色の粘膜を捲り上がらせてぎた。

『ハウ、ムム、ハウウ……』

そして、萩奈の喘ぎが、本物らしく、セクシーになってきたようだった。戸田は彼女の脇腹から手をまわして、彼女の秘唇を探ってみた。

『濡れているじゃないか、萩奈』

『えっ?』

彼女自身も、気づいていなかったようだった。戸田の中指は、彼女が分泌した透明な樹液で、ベッタリと濡れてしまっていたのだった。

『私、アア、私はほんとうに……こんなことされるの、好きなんだわ』

彼女にとっては、衝撃的な出来事になったよう。それは戸田にも同じことであった。いやいやながら、自分の残酷な行為に耐えてくれているのだと思っていたのだが、彼女は感じていたのだ。

『萩奈!』

『先生!』

戸田はより激しく腰を動かし始めた。萩奈もそれに答えて、突き上げた尻を振り立て、彼のものを強く締めつけてくるのだった。

約一週間後のこと、戸田は爽快な気分で、駅に向って歩いていた。学校へ退職届を出し、生徒達と別れてきたのだった。もちろんその生徒達の中に萩奈はいなかった。彼女は学校ではなく、駅にいるのだった。多分、旅行鞄をひとつだけ持って、戸田のことを待っているはずだった。

戸田は急いでいた。彼が持っている鞄の中には、たくさんの縄束や、何種類もの院腸器やクスコ、アヌス栓などが入っていた。(どこか遠くの街で萩奈と一緒に暮らすんだ。毎日、萩奈を縛り上げ、苦痛と羞恥とそして、快楽を与えてやるんだ)

角をもうひとつ曲れば、駅が見えるはずだった。戸田は勢いよく角を曲った。

『……!』

ドスンと誰かにぶつかったようだった。学生服を着た高校生だった。

『土田……じゃないか。そう言えば、君……今日は欠席していたね。先生は学校を辞めることに……ングッ! ングウウウーッ!!-』

そこまで言った時、戸田は自分の脇腹に登山ナイフが突き刺さっていることに気づいた。

『先生、萩奈は俺のものなんだよ』

『……!!』

土田の肩越しに萩奈が待ってるはずの駅が見えた。そして、その駅が土田の黒い学生服に隠されてしまった。




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