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ロシア淫殺魔


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暗く、陰惨な仕置き部屋から、夜な夜な
聞こえる…悲痛な叫び!奴隷たちに、君臨
する残忍な領主とその息子の嗜虐の陶酔!






嗜虐のめざめ


ボリス・グラズノフ、50歳。いわゆる白系ロシア人で、現在は香港(ホンコン)に在住している。

ウクライナの貴族の家に生れ、1918年10月革命の頃、ボリスは18歳の血気盛んな青年だった。
帝政ロシアが根本から潰え去る歴史的事件のずっと以前の日々の事である。ボリス少年は、やもめの父、『イワン・グラズノフ』伯爵の長男として、多くの使用人や、彼の広大な農地で働く、小作人たちに対し、富裕な絶対権力者らしく、いかに君臨すべきかを、厳しく教え込まれて育った。

グラズノフ』伯爵自身も支配者の特権をフルに利用して召使いや小作人達を牛馬のようにこき使ってた。

伯爵はやがて、この広大な荘園と農場の領主となる息子のボリスに、身をもって王者が臣下にどう振舞うかの、手本を示してきたのだ。

ボリス少年が、15歳になった頃、伯爵のサデイスティックな教育は、ほぼ完全に実を結んだようだった。

彼が、物心ついて以来、1日たりとも鞭の鋭い唸り、裸の肉を打つ痛ましい音、男女の使用人の悲鳴や絶叫を耳にしない日はなかった。





ボリスも好色だった父伯爵の血を引くためか、男の使用人の懲罰にはまったく興味を示さなかったが、女、それも15、16歳から40歳までの美しい女に対する懲戒には、異常なまでの興味を示すょうになっていた。

それがボリス・グラズノフの異性愛とサディズムへの目覚めだった。

お上品に躾けられ、美しく磨き上げられた邸内の侍女や女中、下働きの下女、健康で土の臭いのするピチピチ張り切った農奴や小作人の女房、娘たちは、若いボリスにとってそれぞれ特有の性的魅力にあふれて見えた。


そういうさまざまな美しさと魅力をそなえた女たちの、白い裸身の淫らな悶えと苦痛の叫びが、いつしかボリスの情欲の催淫剤となり、血と涙にまみれた妖しく無惨な美のすばらしさを、彼の心と体の中にしっかりと深く植えつけてしまったらしい。彼が初めて懲罰に立ちあった時の犠牲者は、オルガという28歳になる小作人の女房だった。

15歳の少年の目に豊熟した人妻、オルガの官能的な美しさは女の魅力の象徴のようにさえ思えたものだ。
事実、グラズノフ荘園にいる数多い女の中でも、オルガは最も美しく色っぽい女だった。

10年前、オルガの処女性は小作人の夫と婚礼の夜、領主グラズノフ伯爵のベッドで無惨に散らされた。
しかも、哀れなこの美しい花嫁は、同じ夜に前と後ろの二つの処女性を、領主に捧げさせられたのだ。

結婚後も精力的で色好みな主は常に人妻として美しく熟れたオルガに勢い目をそそぎ続け、月に一度は必ず何か理由をつけて寝室へ彼女を呼び出すのだった。そして豊満な白い裸身が、血まみれるまで鞭で打ちのめし、半ば気を失った体を自分のベッドへ引きずり込み、ひと晩中、荒々しい欲情の餌食として悶え狂わせていたのであった。ダラズノフの館の一隅には、窓ひとつない暗く陰惨な石造りの部屋があり、そこには中世の女裁判所の審問室を思わせる、ありとあらゆる種頴の拷問具が揃えられて、美しい生贄の白い柔肌と血と涙を待ち受けていた。

俗に“鉄の処女”と呼ばれ、内部に鋭い針をびっしり植えつけた人型の箱、鋭角にとがった三角木馬、十字架の柱、天井からおどろおどろしく垂れ下がった鎖やロープ、女芯に最も屈辱的な責苦を与える男根型の淫具、頑丈な木造りの手枷足枷付き椅子、そして部屋の隅には絞首台とギロチンすら設けられた恐怖の部屋だった。

ボリスは、少年時代から、この陰惨な血の匂いのする責め苦の部屋を、こよなく愛した。
あらゆる淫欲の刺戟に飽いた初老のダラズノフ伯爵は、今ではさらに背徳的な淫虐行為でしか満足できない真のサディストとなり、妻を夫の目の前で犯し、母親を娘の面前で拷問したり辱しめたりして楽しみ、息子に母親を鞭打たせてから挑ませたりして、その淫虐の狂気は、とどまる事を知らなかった。
そして間もなく、グラズノフ家の後継者ボリスの未来を決定づけた最初の、“女体拷問”の立ち会いの日が訪ずれたのだった。



ドミナの誘惑


ある夜、もうベッドに入ったボリス少年を持女のナターシヤが起こしにきた。娘盛りのナターシャは、グラズノフ館の女のなかでも1、2を争う美女で、もう2年も前から主人の公然の情婦だった。
まばゆいプラチナブロンドの髪と、雪のように白い肌、シベリアの潮のように深く澄み切った蒼い瞳のナターシャは、父親の慰み者と知りつつ、ボリス少年の最初の憧れの女性でもあった。

だが彼は、この美しい女の恐るべき本性を知ってはいなかった。
伯爵は、ナターシャをいままでの女たちのように、淫虐な歓びの生贅として苦しめる代わり、同性へ苦痛と汚辱を与えて燃える、残忍なレスビアンに調教したのだ。生れながらレスビアンとしての素質のあったナターシャは、たちまち主人の最も有能な助手となり、使用人の女たちの懲罰には必要不可欠な刑執行人となった。

美しい天使のような顔のナターシャは、平然として同性の苦悶を眺め、悲嘆の叫びに陶酔し、冷然と、鞭や針を白い柔肌に当て、女体をルビイ色の血で彩るのだった。薄い寝衣の上に絹のガウンを羽織った淫虐の天使は、上体をかがめて美少年の額にやさしく口吻して言った。

『お起きあそばせ、若さま』

半分眠りかけていたボリスは、びくっと目覚めて、艶然と微笑んでいるナターシャをまぶしそうに見上げた。
『さあ、若さま、あたくしについていらっしゃいな。これから、とてもすばらしいものをお目にかけますわ』
少年は、魅せられたようにうなづくと、ナターシャのあとについて階段を降り、長い廊下を歩いて、館の一番端にある石造りの部屋へ向かった。これからどんな事が起こるかに気付いたボリスの胸は、妖しい昂奮に高鳴り、顔はカーッと熱く火照っている。ナターシャは、そんな彼にニッと笑いかけながらドアを開いた。

『さあ、お入りになって、若さま。罪人があなたのおいでを待っていますわ』
厚い木のドアがギィーッと重苦しく軋(きし)みながら閉じ、頑丈な錠がかけられた。ボリスが最初に目にしたものは、石の床にうずくまった女である。粗末な木綿のドレスをまとった彼女は、黒い瞳を恐怖と絶望に犬きく瞠り、黒々と艶やかな髪を振り乱して、予想外の美貌だった。
少年は思わず息を呑み、そして女の側に傲然と立ちはだかり、上半身裸体の2人の逞しい男に目を移した。
男の一人は、ダラズノフ伯爵で、もう一人は農奴たちの監督ミハイルだった。



苦痛に歪む美貌


二人とも、何条かに分かれた皮鞭を右手にぶら下げて冷酷な悦びにギラつく視線に怯え切った女に注いでいる。
『息子よ、よく来たな。お前も、もう一人前の紳士だ。近い将来お前は、わしの後継ぎとして、このダラズノフ荘園の主人にならなくてはならん。その為にも罪を犯した百姓の牝豚めを、どんなふうに罰してやるか知っておく必要が、ある。今夜は、わしとミハイルが、その手本を見せてやるから、しっかり性根をすえて、見ておくのだ。この賤しい淫売めが、どんなに哀れっぽく泣きわめこうと、血を流して狂い悶えようと、同情は絶対に禁物だ!よいな?ではナターシャと、ミハイル、そろそろ始るとするか…立てオルガ!おまえは素っ裸になって、わしの鞭を受けるんだ!』

サデイスティックな領主は、爛々と目を輝かせながら、恐怖にすすり泣く、農婦の豊満な臀を思いっきり、蹴とばして荒々しく、わめき立てた。ミハイルの手が、ヒイヒイ泣き叫ぶ、オルガの黒髪を、グイと掴んで、無理強いに、立ち上がらせ、伯爵の左手はドレスの胸元を掴んで、一気に引き裂いた。

粗末な農婦のドレスの下から、思いもかけない白い艶やかな素肌と、みごとに熟れ切った美しい乳房がプルンととび出し、ボリスをドギマギさせた。伯爵の大きな逞しい手が、その波打つように踊る白いふくらみを握りしめて、無慈悲に圧しつぶすと、哀れなオルガは頭を大きくのけ反らせ、艶やかな長い黒髪を振り乱して泣き叫んだ。

『ふん大げさな淫売め。さあさっさと全部脱げ!何もかも私達に見せて、鞭のお慈悲を乞うのだ。』
『ミハイル、今夜はお前にも、この色気盛りのすべたの女の味をタップリ楽しませてやるぞ。こいつの締め具合とやらせ上手ときたら、好色な、あのぺテルブルグの女郎どもも顔負けだ。しかも、ぶちのめせばぶちのめすほど、味がよくなるという極上の道具ときている。わしが味見したら、お前とナターシャで好きなようになぶってやるがいい』

太い毛むくじやらの指が、紅い乳首をつまんで稔じ切るように回し始めると、オルガの涙の絶叫が湧き起こり、いまわしい苦悶が豊満な肢体を大きくふるわせた。ボリスは、若い体を硬直させ、憑かれたような目を、苦痛に悶えよじれる美しい農婦の肢体と、魅力的に歪む美貌にそそぎながら、乾いた唇を舌で舐(な)め回した。
乳首の苦痛は、余程ひどいと見えて、オルガはすぐに屈伏し、激しく鳴咽しながらも自分の手でドレスを脱ざ捨て白いシュミーズも床に落とした。オルガは、待女たちのように、コルセットもズロースも着けておらず、豊かに熟した白い裸身の悩ましさに、少年は思わず深い賛嘆の吐息を洩らし、ギュッと両手を握りしめた。



仮借なき弄辱


30に近い女盛りの豊満さを、そなえながら、子供のないオルガの肢体は、まだ若い娘のように固く引き締まって、すばらしく魅力的だった。ツンと上を向いた洋梨型の乳房と、ピンクの乳首、丸々として、ムッチリ張り切った尻のふくらみ、逞しい太腿、脂の乗った白い下腹、黒々と生い茂る絹草のエロチックな眺め。

ボリス少年は、赤く充血した目で、生れて初めて目の前に見る成熟した女体の魅力をむさぼり、甘酸っぱい女の肌の芳香に酔い痴れていた。ミハイルが、激しく泣きじゃくってあらがう素っ裸のオルガの両手をつかんで、後ろに回し、しつかり押さえつけると、伯爵は、必死に閉じ合わせる彼女の太腿の間へ指先をこじ入れて、荒々しくもてあそび始める。残酷な女体の弄辱に、オルガは狂ったように泣き、哀願しながら、みごとな豊臀を悶え踊らせ、ミハイルのズボンの前の硬く巨大なふくらみに尻をこすりつけた。

女体の拷問に年季の入った領主は、くぐもった淫らな笑いに咽喉を鳴らすと、右手で敏感な花芯を虐(いじ)めながら、左の手で波打つ乳房の隆起に痛烈な平手打ちを与えはじめた。鮮紅色の手形を無惨に捺(お)された白い乳房が激しくふるえ、美しい農婦は泣き叫んで哀願をくり返した。本能的な動作で色っぽい尻を後ろへ引いて、ミハイルの硬直にこすりつけ、女としてとうてい耐え切れない恥ずかしい責苦から、少しでも逃れようとする。

やがて一瞬の間、女芯の核をいたぶる指が動きを止め、伯爵は淫虐な怒りに呻き、オルガに口汚ない罵声を浴びせかけた。
『この薄汚ない百姓の淫乱女め!もうこんなに濡らしているくせに生娘みたいに強情を張りおってミハイル、すべたの女を、もっと前に突き出し、わしが弄(いじ)りやすくさせるのだ!亭主のイワンには毎夜やらせているだろうに、なんて淫乱な豚だ!こうなったら意地でも鞭の仕置きの前に、タップリよがり狂わせて、お前の水気を絞りつくしてやるぞ!』

農場監督はその命令にしたがい、オルガの手首をすばやく細いロープで縛りあげ、漆黒の柔毛にふち取られた女盛りの秘肌を突き出させた。美しい農婦は、激しく泣きじゃくり、白い乳房を踊らせて悶え、残忍な主人の下劣さをののしって反抗した。もう数え切れないほどこうした劣情の生贅となってきたのに、オルガは一度として素直に服従したことはなかったのだ。残忍冷酷で、使用人を虫けら同然にしか扱わない、非道な主人を心の底から憎悪していたのである。

反抗的な態度と哀願の涙が、征服者の嗜虐の炎に更に油を注ぐ結果にしかならないのを承知しながら、オルガはいつも無益な抵抗を示し、もっと、おぞましい責苦に自らを追いやらずにはいられない勝気な美女だった。



邪悪な劣情



つまり、伯爵にとってオルガは、残忍な好き心を激しくそそる、絶好の嬲り者だったわけである。彼は涙に濡れて歪む農婦の美貌と熟れたみどとな乳房を、交互に烈しく打ちのめしながら、一方の指をフルに使って、愛液に潤んだ秘肉に、いまわしい変換を執拙に与え続けた。激しく頭を振り動かし、黒髪を振り乱して咽(しの)び泣くオルガは、ゾッとするほど凄艶で、見守る4人の男女をゾクゾク昂奮させた。

そのうち、恨みと憎悪のこもる眼で主人を睨みつけながら、女の歓びを知り尽しているオルガの女芯は少しつつ、残酷な指姦の快美に負けていった。自然に熱い花涙があふれてくる。ボリス少年の口の中は、カラカラに渇き切って、犬のように喘いでいた。

彼は生れて初めて激しい男の昂ぶりを心よく意識しながら、ズボンのポケットの中の汗ばんだ手で、硬直したモノをきつく握りしめたまま、口惜し涙とよがり泣きに妖しくよじれて踊る、白い豊満な裸身に茫然と見惚れていた。
突然、甘く香ぐわしい匂いが少年の鼻腔をくすぐり、彼は後ろを振り向いた。いつの間に忍び寄ったのか、ナターシャがうしろからやさしく彼を抱きしめてきたのだ。

『いかが、お気に召しまして、若さま? オルガの裸の体は素晴らしいでしょ? 心のねじれた悪い女ですから、こんな罰を受けるのは当然のむくいですよ。いつも仲間の百姓女どもをそそのかして、仕事を怠けさせたり、ミハイルに反抗させたりしているのですもの。でも、あの性悪女の体といったら、蜜のように甘くて、熟れ切っていて、とろけそうな味がしますよ!』

ナターシャは美しく愛らしい天使の顔で夢見るようにつぶやいたが、その声には邪悪な欲情が満ち溢れていた。
オルガの夫イゴールは、数年前から帝政を倒す革命運動に身を投じていて、オルガも夫の感化で赤い闘士の一人になっているのだった。間もなくオルガは大きく目を見開き、切迫した声で泣き叫んだ。

『ああーっ! ゆ、許して、どうぞお許しを、ご主人さま! これからは、きっとよく働きますから……お慈悲ですから……ああっ、いやっ……もうそこを虐めないで…おねがいっ!』

淫らな苦悶に激しくはずみ踊る白い乳房と、プリプリ張り切った女盛りの丸い尻、汚辱の涙にまみれ、いまわしい悦びと苦痛に歪むオルガの美貌の妖しい魅力に、ボリスは恍惚の目を奪われたまま、猛々しく隆起した若い肉柱を、ポケットの中でさらに強く握りしめずにはいられなかった。その手をナターシャの白い柔らかい手がギュァと押さえ、甘ったるい媚声が少年の耳をふたたびこころよくくすぐった。

『まあ、呆れた悪い子ね、若さま! こんなに硬く、大きくして。でも仕方ないわ。オルガは、美しくてチャーミングだから。あの性悪の淫売女の悶え苦しむのを聞いたり見たりしたら、どんな男だって昂奮してしまうわ。オルガのような淫乱女は、ああして指で虐めてやると、あんなにあさましくよがり狂ってしまうのよ。いやらしい売女!ねえ、若さま、鞭のお仕置きが済んだら、あたしがベッドへお送りして、とってもいい事をして上げますから、それまでじっと我慢していらっしゃるのよ。よくって?』

淫欲に燃えたぎる少年の血走った目をのぞき込む、持女の青い瞳は、美しい同性への嗜虐と凌辱の邪悪な悦びに妖しく潤んでいた。



ゆがんだ悦び


 ―無慈悲で淫靡な拷問は最高潮に達しようとしていた。荘園主の恥知らずで残酷な指は、情け容赦なく美しい農婦の羞恥と誇りを涜しつづけ、白い乳房を打ちのめして赤く染め、耐えがたい屈伏へと追いつめていく
艶やかな黒髪をおどろに振り乱し、ヒステリックに嗚咽(おえつ)しながら、オルガは絶えずすばらしい肢体を狂ったように踊らせて、益のない哀訴嘆願を口走り、恋しい夫イワンの名を叫び続け、指姦の責苦に必死に耐え抜こうとしていた。

だが塾れ切った女芯は淫虐な拷問に熟練した指の敵でなく、オルガの呪わしい屈伏はもう目前に追っていた。






『オフホッホホ〜良い気味だわオルガ!恥ずかしくて、辛くって、気が狂う程、良いのね?咽喉が張り裂けるまで、よがり泣きしてタップリ、おつゆを垂れ流すがいいわ!』

ナターシャの声は血も凍るような酷薄さだった。

『ああーうっ、いやっ、もう、お願いです私を殺して!』

悲痛な鳴咽の合い間に、美しい農婦は狂おしくうわずった涙声で叫んだ。猫がピチャピチャ舌を鳴らすような、淫靡(いんび)な物音がますます高まってくる。

『何をほざくか、このドン百姓の牝豚め!さっさと往生して、わしの鞭を甘んじて受けるがいい。どうだ、たまらなくいい気持だろうが?いくらおまえが亭主に操(みさお)を立てて強情を張っても、もうこれ以上、我慢できるまい?死にたいと言ったなオルガ?いいとも、おまえの望み通りにしてやる。わしらも、もう、おまえの体を慰み飽きたから、ご用済みにしてもいいのだ。恋しいイワンには、明日、対面させてやろう。――あの薄汚ない身の程知らずの革命屋イワンめに、素っ裸で天井から吊り下げたおまえを見せてやる。そしてあいつの目の前で、わしとミハイルが、腰が抜けるまで、こってり可愛がってやろうじゃないか…』



嗜虐の勝利に酔った伯爵が弄辱の手を早め出した。あわれなオルガは敏感な肌をいたぶられる屈辱と歪んだ悦びに、ミハイルの手の中で激しく悶え、ヒステリックに泣き叫んだ。

『悪魔!あなたがたは悪魔よ!』
淫虐な領主は、ゲラゲラ笑い、なおも邪淫に酔った声でわめいた。

『そうだとも、わしらは悪魔の申し子だ、オルガ。そのあとおまえをどうするか、知りたいか?ほれ、そこの絞首台を使い、裸のまま恋しい亭主の目の前で吊るし首にしてやるのさ。だが、イワンの畜生めは、そのまま放免してやる。いずれ近いうちに、わが皇帝の兵士たちが、あいつを、ひっ捕えて処刑してくれるだろうからな!』



尻打ち刑



あまりにも冷酷無慈悲な放言に、オルガは口惜し涙に濡れた美しい泣き顔をキッと上げ、目を吊り上げて何か激しい言葉を返しかけたが、突然こみ上げてきた肉の激情にわななき、硬直し、咽び泣きながらぐつたり屈伏して、ミハイルの逞しい腕の中に倒れ込んでしまった。

ミハイルが冷酷に突きのけると、女のいまわしい生理にみずから屈従し果てた美しい囚人は、崩れ落ちるように石の床にうずくまり、声を放ってはげしく泣きじゃくるのだった。

『さあ、しやんと立て、白豚め!たった一度気をやったくらいで、へこたれるような、か弱い女でもあるまい。今度は、鞭でこってりとよがらせてやる。いつものように、尻に20回、乳房に15回づつ、それからいま、わしの指で泣かせてやった色好きな女の道具に20回、とびきり手ごわい奴を、くらわせてやろぞ。ナターシャ、鞭刑の用意はいいか?ミハイル、このすべたを引っ立ててロープに吊るせ。股が裂けるほど広げて、しっかり縛りつけるんだぞ!』

嗜虐の昂奮に荒々しくわめくグラズノフ伯爵は、泣きじゃくるオルガの白い豊臀を蹴りつけ、黒髪を掴んで蒼ざめた顔に平手打ちをくらわせ、石の床を乱暴に引きずり回した。伯爵の腹心のミハイルのズボンの前は、見るも醜く大きく盛り上がり、あわれな美しい生贄がこれから受ける、いまわしい責苦のむごたらしさをはっきり示していた。泣き叫び、必死に抵抗するオルガは、屈強な農奴頭に軽々と抱き上げられて、天井からのびた鉄鎖の下に連れていかれた。もうそこには、いつの間に脱衣したのか白い薄絹のシュミーズ一枚という姿になった妖艶なナターシャがレズの期待に息をはずませながら待ちかまえていた。

『まあ! 殿さまもミハイルも、すごい張り切りようだこと! 怖ろしいほど大きいわ。さあ、お一人でそのすてきな責道具を淫売に見せておやりになったら?』

残忍な淫婦の本性をあらわした持女は、床にしゃがみ込んで抵抗する農婦の両手を掴み、慣れた素早い手付きで鎖の端についた鉄枷をはめると、天井の滑車を重々しく軋ませながらグイグイ巻き上げはじめた。

ミハイルもオルガの腰を抱いて、無残な宙吊りに手助けする。それから、気丈にもまだ呪いの言葉を吐き散らしてあらがう女の、固く閉じ合わせた太腿を、伯爵とミハイルの手が力まかせに割り広げ、床に埋め込んだ鉄の足伽に左右の足首を固定してしまった。
]字型に宙吊りとなった裸身の鮮烈な魅力にボリス少年は低く呻いて、また硬直した体をギュッと握りしめた。

両手を高く吊り上げられたため、ツンと上を向いてとがった豊麗な乳房、深くくびれた細腰から誇らかに張り出した尻のプリプリした丸味、白い下腹を妖しく彩る黒々とした茂みとそのすぐ下で無惨な満開を強いられた濃いピンクの花弁の眺めは、淫虐の悦びに目覚め始めた少年の若い血を激しくたぎらせ、逆流させずにおかなかった。

そして、しなやかな若い肢体に薄絹のシュミーズしかまとっていない、ナターシャの悩ましい姿態が、二重にボリスの淫らな昂ぶりをかき立てるのだ。



憎悪の眼


伯爵と農奴頭は、ナターシャのすすめに従って逞しい裸身を誇示していた。二人の男のいきり立った姿は、種馬のように猛々しく見える。

伯爵が壁の責具掛けから鞭を選んでいる間、好色なミハイルは無抵抗な生贄の張り切った白い乳房をもみしだき尻をこねくり回し、女芯の最も敏感な突起を執拗にもてあそんで、オルガの甘い悲鳴と哀願に陶酔していた。
もちろんナターシャも、女体の冒頭に嬉々としてくわわった。荘園の君主人は、息をはずませ、棒のように立ちつくしたまま、苦悶の姿態を晒して泣きじゃくる魅力的な農婦に、然える目をそそぎ続けて飽きなかった。

『息子よ、気に入ったのかね? わしらの賤しい奴隷女どもは、こうやって罰してやるのだぞ。よく見ておくがいい』

逞しい裸身を汗の玉でキラキラ光らせたグラズノフ伯爵は、右手に一メートルばかりの皮鞭を握りしめて、指姦の汚辱に悶え泣くオルガに歩み寄った。

『さあ、見ていろ、ボリス! ダラズノフ家の後継ぎのために、真の鞭打ちの見本をわしが示してやるぞ!二人とも、そこをどくんだ。そのすべたの道具は、仕置きがすんだらわしらの肉の鞭でタップリ可愛がってやる。さて、まず淫売のいやらしく張り切った尻を20回なめし上げてやるとしようか。牝牛のようにでかいおっぱいは、ミハイル、おまえにまかせてやる。下腹と女の道具は、ナターシャに打たせるのが一番効き目があるだろう』

ミハイルは、残り惜しげにもう熱くうるみ切っている女芯から指を離し、ナターシャも木の丸椅子に腰をおろして、美しい脚を組んだ。チャーミングな農婦は、もう観念していた。彼女の涙にうるむ黒い瞳は、ありったけの憎悪と哀しみを込めて、淫虐の悦びに酔う領主を睨みつけている。
嗜虐狂の領主は、満面に残忍な笑みをたたえ、醜怪な男の吃立を平然と見せつけながら受刑者の背後に立つと、ゆっくり大きく鞭を振り上げ、電光のように素早く、強烈な第一打を叩きつけた。

大粒の涙の溢れ出る目を固く閉じたオルガの、半開きになったセクシィな唇から、深い苦痛の吐息が洩れたが、必死の努力で悲鳴は咽喉の奥に消えた。

ボリス少年の魅せられた目は、苦しげに波打ち踊るみごとな乳房と、大きく開いた腿の付け根が無意識にグンと前へ突き出てそのデリケートな秘部を丸出しにするさまにじっとそそがれていた。



甘美な陶酔



二打めの苦痛にも、オルガは歯を食い縛って耐え抜いたが、三度めの酷打が尻のふくらみと腿の接点のか弱い肌にさく裂した時、ついに彼女の忍耐は失われた。

『ひいーっ!』

凄まじい絶叫が同時に涌き起こり、オルガの吊り上がった目がカッと大きく見開かれた。美しい女の甘美な苦悩の叫びは、見守る四人の男女の淫情を激しくかき立てるものがあった。調子づいた拷問者は、正確なペースと狙いで続けざまに、苦痛によじれるすばらしい尻を10回、容赦なくぶちのめした。
もうオルガの唇は、絶えることのない悲鳴に、大きく開きっ放しだった。むごい疹痛は、完全に彼女の羞恥心のベールを剥ぎ取ってしまっている。15打を叩きつけてしまうと、グラズノフ伯爵は鞭を下ろし、唇をふるわせて激しく鳴咽しながら、なおも裸身をよじって苦痛の残り火と闘っている美しい農婦の前に傲然と立ちはだかり、もう抵抗の気力も尽き果てた彼女の花芯を指先に捉え、ふたたぴ無慈悲な弄辱を与えはじめた。

熱い淫涙に泣き濡れた女芯特有の、みだらがましい摩擦音が他の三人にもははっきり聞こえた。

15回の鞭の強打は女になり切った女芯の歓びを根こそぎ奪い去るどころか、異常な昂ぶりを与えたらしい。

残酷で執拗な指虐は美しいオルガの苦悩の呻きを少しづつ甘い悦びのすすり泣きと喘ぎに変えて行った。

『なんと色好きな牝豚め! いつもこのざまだ。みんな見てくれ』

伯爵は冷たく嘲笑い、吐き捨てるように言うと、涙にまみれた蒼白い頬に平手打ちをくわせた。

『ああっ、お、お許しを、殿さま! いやです……もう、いやです……許して! おお、あたしの恋しいイワン、どうぞあたしを助けにきて!』

指虐のコツを飲み込んだ太い指は、鞭の苦痛にもめげずに愛の涙にうるおう女芯を非常にもてあそび続けた。

『そんなにいいか、オルガ? さあ、もっと泣いて、色っぽく尻を振れよ。ナターシャ、こいつの後ろへ回って、おまえの可愛い指で尻の穴をくすぐり、さっさと往生させる手助けをしてくれんか』

侍女は、天使の顔でニッと笑ってうなずくと、いまわしい悦びに悶え泣く女の屈辱の瞬間を早めるために、鮮紅色の打痕でびっしり埋めつくされた豊満な尻を荒々しく撫で回しながら、臀溝に白い指を這わせ、女のもうひとつの快落の肉洞を残酷にえぐり始めた。

その引き締まったバラの蕾は、もう何年も前から領主に賞味し尽されていたのだ。新たにくわわったおぞましい指虐に、哀れなオルガは声を放って泣きじゃくり、必死に哀願したが、領主と色女は冷たくその涙を無視して、さらにむごい弄辱を与えつづけた。

オルガの狂い泣きは高まり、乳房と尻の淫らなダンスが最高潮に達していく。

間もなく美しい農婦は、大きく目を吊り上げ、豊満な裸身をよじって鳴咽し、突然凍りついたように硬直すると、弄辱する上体の指に多量の熱い花蜜をそそいで、呪わしいアクメに屈伏した。



女体ダンス



『さあ、ミハイル、次はおまえの番だ。タップリなめし上げて、淫乱女の乳房の生皮をひっ剥がしてやるがいいぞ』

色黒の逞しい農奴頭は、鞭索の短い乗馬鞭を右手に、弱々しく咽び泣くオルガの前に立った。
ぐつたりとロープにぶら下がって、いまわしい運命を嘆き悲しんでいた美しい農婦は、ミハイルの凄まじい紫色の肉柱をひと目見るなり、恐怖の叫びを上げて顔をそ向けた。

『オッホッホ、なんて慎み深いこと。ミハイルのみごとな困棒が気に入ったのね? 明日の昼間、恋しいイワンの前でおまえの首を吊るしてやる前に、あれで腰が抜けるほどよがり泣かせてやるわ。楽しみにしておいで、オルガ』

ナターシャは、美しい顔に酷薄な笑みを浮かべて冷燃とののしり、シュミーズの据へ差し込んだ指で自らの熱い火照りを冷ましている。

『さァ、遠慮しないでぶちのめすのよ、ミハイル! ブリブリしたいやらしいおっぱいが、美しい虫の色に染まるまで打って見せて! そのかわりに、あんたが打つ間、あたしの指でそそっていて上げるわ』

恐るべき嗜虐の狂気を込めた第一打が、左の乳房を切り裂くように打ちのめすと、ナターシャの白い指は、その言葉通りミハイルの巨大な昂ぶりをギュッと握りしめてみだらに動き出す。

乳房を強打される疼痛と屈辱感は、尻打ちの比ではない。それにくわえてナターシャの巧みな指に勇気づいた邪悪な鞭が一打ごとに無慈悲さを増して、オルガのみごとなふたつのふくらみを連打し、赤い条痕をきぎみつけ、狂気のダンスを踊らせるのだった。

ヒステリックに絶叫し、羞恥を捨てて狂乱する全裸の女体の苦悶するさまは、15歳の少年には強烈過ぎる刺戟だった。

彼は、ナターシャの甘い意味ありげな囁きも忘れ、ポケットのなかで荒々しく自淫の行為に耽るばかりである。

ミハイルのウォッカ焼けした赤ら顔は、異常な歓びにいっそう赤らみ、ほの暗いランプの灯りを浴びて悪魔のような恐ろしい形相を見せていた。

見る間に白く悩ましい乳房は、鮮赤色の打痕に覆われて痛ましく脹れ上がり、太いみみず脹れをくっきりと浮かび上らせ、点々とルビイ色の露滴を噴き出させる。

オルガは、ほとんど絶え間なく、野獣の叫びにも似た苦痛の怒鳴を上げて、狂ったように宙に踊っていた。

長くむごたらしい乳房打ちの刑がやっと終わった時、オルガは蒼ざめた美貌をがっくり前に垂れて気を失い、ミハイルは牝牛のようにおめきながら、白い樹液の噴射を彼女のまだ白い腹に浴びせる始未だった。



恐怖の絶叫


三人の血と涙に飢えた食人鬼たちは、気絶した美しい生贄の、紫色に脹れ上がって血にまみれた尻と乳房を荒々しく撫で回しもみしだき、女芯と後門をもてあそんでしばらく楽しんでいた。

『この淫売を正気に戻せ、ミハイル。まだ鞭の仕上げは終わっておらんぞ』

やがて、伯爵の無慈悲な声がわめいた。不幸な女は、冷たいバケツの水を頭から浴びせられて、すぐに目覚めさせられた。

つぎの責苦が何かを知るオルガは、恐怖に蒼ざめ、必死の涙声で許しを乞い、三人の嗜虐者に体を自由にさせると誓ったが、彼らはせせら笑って耳も借さず、片方の足枷をはずして腿を高く吊り上げ、乳房のすぐ下の胴に細いロープでしっかり縛りつけてしまった。

膝から下の脚は折れて宙にぶら下がり、オルガの一番女らしい塾れた女芯は、無惨に花弁を開いて、好き者たちの下劣な熱い目にさらけ出された。

『お、お願いナターシャ。そ、そこだけは打たないで!どんな淫らな事でもしてお詫びしますから許して!』

血を吐くような必死の嘆願も淫虐の血に狂った三人の主従には心よい悦虐の調べとしか聞こえなかった。

今度は鞭を手にしたナターシャが、高々と吊り上げられた脚の側の斜め後ろに位置を占め、横と下から満開の花芯を抉り打ちにしようという残忍な趣好である。

ボリス少年の見ている位置からも、オルガの塾れ切った女体は丸見えだった。

伯爵の手が、ナターシャのシュミーズの下から、残忍さの根源をさぐると、サデイスティックなレスビアンの侍女は、申し分なくねっとりと潤おっている。

こうして的確な第一撃がオルガの股を襲ったとき、ボリス少年の耳にした凄まじい絶叫は、いままでのものとは全く異質で、人間の女の唇から洩れたものとは信じられなかった。

ひ弱い秘膜を引き裂く激痛に、オルガの美貌は醜く歪み、全身がおこりのように激しく痙攣した。

同性の肉体の弱点を知り抜いている美しい拷問者は、受刑者の示す素晴らしい反応を舐めるように楽しみながら、第二、第三打をさらに深く柔肌へ打ち込んだ。





第四打めで、か弱い秘肉は裂け破れ、赤い血の糸が白い内腿に鮮やかな彩りを添え、絶叫と断末魔の苦悶が熱い目で見守る4人の男女の凶暴な血をたぎらせていく。

10打めの後、ミハイルの無情な指が鞭の効果を点検し、哀れなオルガをいっそう声高く狂い泣かせた。

15回めの酷打が、もう虫まみれの女芯をさらに引き裂いて敏感な箇所を荒っぽくくすぐった瞬間、美しい農婦は、ふたたびがっくり首を垂れて悶絶した。

バケツの水を洛びせようとするミハイルを、ダラズノフ伯爵は押し止めた




『もういい、今夜はこれで終りだ。どうせ明日は死刑になる女だが、いま責め殺しては楽しみがなくなる。残りはイワンの目の前で楽しもうじゃないか。ナターシャ、おまえはボリスを寝室へ送ってやってくれ。わしとミハイルで、このすべたを介抱しておくからな』

ナターシャは、ガウンを羽織り、茫祭と立ちつくしている少年の肩を抱いて拷問室を出た。彼をベッドに寝かせて去る前に、この美しい侍女はすばらしいことをしてくれた。まず、ナターシャはガウンを脱ぎ、シュミーズを乳房の上までまくって若々しい裸身を惜 しげもなく少年の熱い憧憬の視線の前に晒した。そして彼の硬くしこった若いたぎりを、ミハイルにしてやったのと同じやりかたで慰め、充分に満足を与えてくれたのだ。

それが、ボリス・イリイッチ・グラズノフの、サディズムをともなう最初の肉の悦びだった。

ナターシャが拷問部屋に戻ると、二度めの失神から無慈悲に目覚めさせられたオルガは、三度めの淫虐地獄にのた打ち回っていた。

それから夜半までの数時間に、どんな残酷な冒涜が身も心も打ちひしがれたオルガにくわえられ、三人の嗜虐狂の男女を熱狂させたか、ボリスは不幸にして知らない。



ドミナの本性



オルガの嬲り殺しの処刑があってから半年後、グラズノフ伯爵は再婚した。

花嫁は、美しい金持ちの元伯爵夫人で、36歳の彼女には17歳と15歳になる二人の娘がいた。

この勝気で誇り高い縦母ベラの出現は、ダラズノフ家に大きな変化をもたらした。

ベラは、ひと月とたたないうちに、たぐいまれな妖気漂う美貌と魅力を武器に、グラズノフ伯爵を思いのままにあやつっていた。ベッドでは夫を鞭打って奔放な欲情に服従させ、昼間は、二人の娘たちとボリスを、何か口実をつくってはきびしく折檻する、恐るべきドミナの本性を現わしていたのだ。

間もなく、伯爵の公然たる情婦だったナターシャの姿が館から消えた。

二度目の妻を迎えてから、伯爵はナターシャを遠ざけたが、ベラはとっくに二人の不倫な関係を知っていた。

ある夜、ベラは夫とナターンャを例の拷問部屋へ連れ込み、ナターシャが気絶するまで鞭打ったあと、三人の屈強な農奴を呼び、持女がもう一度気を失うまで輪姦させ泣き叫ぶ痴態を見物しながら夫に体を舐めさせるという非道を平然と演じた。

そして間もなく、ナターシャとボリスの秘めた関係も、ベラに嗅ぎつけられた。

少年のベッドで愛を交わし合っている現場を押さえられたのだ。

ナターシャは、すぐにどこかへ連れ去られた。全裸のボリスも手を縛られ、連れ子の美少女たちの好奇な視線の前で、尻と腿が血まみれになるまで厳しい鞭の懲罰を受けた。

二人の年頃の娘たちは、母親に似てすばらしくチャーミングで、ボリス少年の屈辱感を倍加させた。

しかも、美しい継母は裸同然の、塾れ切った女の魅力を少年に誇示して欲情をそそり、鞭打ちの合い間に白い指をもう充分男になり切った若い硬直にまつわらせて、淫らにいたぶる始末だった。二人の娘たちの熱っぽい凝視の前で、三度も若い樹液を絞りつくすという侮辱を与えたのだ。

その日から、ボリスの愛しいナターシャの姿は二度と見られなかった。

恐らく彼女は、ベラに強要されたグラズノフ伯爵の淫虐な嬲り者となったあと、オルガと同じやりかたで虐殺されてしまったのに違いない。

その時から、ボリスは心のなかでかたく継母への復讐を誓った。



新鮮な生賛


数か月後に、あの10月革命が帝政ロシア全土を狂乱と恐怖のどん底に陥し入れた。

日ならずして、ダラズノフ伯爵は街頭で革命軍の兵士に惨殺された。 その兵士とは、美しい妻を慰みのために嬲り殺された農奴の革命家イワンだった。全ロシアを席巻しつくした革命に対処するボリスの行動は、敏速かつ的確だった。

もう16歳になったボリスは、父親の金庫から数万ルーブルの金貨を持ち出して革命軍の一隊に身を投じ、金をばら撒いて彼らに取り入り、みごとな変身ぶりを見せたのだ。
彼は、たちまちのうちに頭角を現わして一隊の隊長となり、上流階級と皇帝(ツアー)の虐政に虐げられてきた彼らの心を巧みにあやつり、街々で掠奪を働き、放火殺人をほしいままにして暴れ回った。

とくにボリスを狂喜させたのは、かつての誇り高い上流の女や娘たちを捕えて虐待の限りをつくすことだった。

不幸な夫人や令嬢たちは、ありとあらゆる淫虐な拷問にかけられ、白昼街頭で凌辱されたり、裸体で引きずり回されたうえ絞首刑にされたりした。

そうした血塗られた凄惨な日々の間にもボリスは、彼に屈辱を与えた美しくも冷酷な継母ベラと、チャーミングな二人の連れ子のことを忘れはしなかった。

復讐の念やみがたいボリスはある夜、50人の暴徒の一隊をひきいてグラズノフ館を襲った。伯爵天人ベラは、新しい愛人の近衛騎兵隊の若い大尉とベッドで淫楽に耽っているところをボリスに踏み込まれた。赤い暴徒たちは、たちまちのうちに二人の令嬢と、すてきにチャーミングな美貌の女家庭教師を捕虜にした。

ベラの愛人の美男の大尉は、ベッドから超き上がってピストルを取ろうとする寸前に、ポリスの憎悪を込めたサーベルのひと突きを胸に受けて絶命した。

彼らは、泣き叫んで哀願する4人の美女を、ボリスには思い出深いあの拷問室に引っ立て、まず17と、15になる娘たちが涙と哀願と抵抗のなかで、ドレスと下着を剥ぎ取られ、全裸にされた。

若々しく張り切った白い裸身は、手荒く二基の鞭打ち用木馬にまたがらされ、両手を後ろ手に縛られたあと、足首に石の錘りをつけた枷をはめられた。これは彼女たちの、まだ新鮮な女芯(カント)以外のすべての白い素肌を鞭打つのに最適のポーズだった。

つぎに男たちは、豊満な美貌の家庭教師イリーナを、コルセットとストッキングだけの悩ましい姿に、ひんむいてしまい、むっちり白い脚を大きく左右に広げて、天井から逆さに吊るした。

とびっきり上玉の3つの女体は羞恥と秘密を全くあらわに淫虐に飢えた暴徒たちの熱狂的な目に晒された。

妖艶な伯爵夫人ベラだけが、恐怖にわななき、すすり泣きながら、継子のボリスの前に残されていた。



凶暴な情熱


あの夜の屈辱を忘れられないボリスは、美しい継母だけは自分の手でじっくり拷問し、心ゆくまで豊熟した白い女体を嬲りつくしたかった。

彼は、涙の哀訴嘆願を繰り返し、必死に抵抗してあばれ回るベラを力まかせに天井から垂れ下がったロープの下へ引きずっていき、いつかの夜、オルガがされたと同じように、両手首を縛って足が床から離れるまで高く吊るし上げ股が裂けるほど大きく脚を広げると、足首を石の床のボルトにロープでくくりつけた。

それから手荒いひと裂きでベラの薄絹の夜衣を引き裂いて素っ裸にした。

彼の父親を魅惑し、盲従させたベラの熟れ切った白い裸身は、若い男の精を吸いつくしてさらにあでやかさを増し、若い彼の凶暴な情熱を激しくかき立てた。

ボリスは、ゆっくり衣服を脱ぎ捨て、美しい継母の前に猛々しい男の怒りの姿を見せつけてやった。

そして、紫色の醜い硬直をしごきながらベラに死ぬまでの凄辱を宣告した。

継母は、美しい顔をうつ向け、目を固く閉じていまわしい運命に咽び泣いた。

伯爵夫人の白い柔肌から匂う、高価な香水と男の精の生臭いかおりにボリスは囚悪な血をたぎらせていた。

やがて彼は、熱烈な嗜虐をこめて、ゆっくりと、豊麗な乳房をもみしだき、ひねくりまわし、乳首を吸い、ふくらみに咬みつき、平手で美貌と乳房を乱打しながら、もうひとつの手で、若い愛人との情事の名残りにねっとり潤おっている女芯を残酷にもてあそんだ。さらにもうひとつの狭い入口(アヌス)を弄辱して、美しい誇り高い女王を、いまわしい苦痛と汚辱のどん底へ突き落としてやった。

二人の娘たちと色っぽい家庭教師の泣き叫ぶ声が、ボリスの残忍な狂気をいやが上にも昂ぶらせた。

年増女好みの何人かの部下たちは、あさましく宙に踊り狂う伯爵夫人の白い裸身を取りかこんで、口々に淫猥な嘲罵を浴びせながら、手淫の楽しみに耽っている。

こうして地獄の拷問と強姦は、夜明けまで続いたのだ。

朝陽ののぼる頃、傷つき、涜され、身も心もズタズタにされた四人の美しい高貴な女たちは素っ裸のまま庭へ連れ出された。

まず二人の姉妹が革命軍の兵士たちの銃剣で乳房と腹と女芯を突き刺されて処刑された。ついでイリーナが太い枝にかけたロープの輪に白い首をくびられ、あらゆる辱しめに屈した淫らな女体を、下劣な男女の熱い目に晒しながら絞首されて息絶えた。

ボリスは、その無惨な処刑の間、後ろ手に縛った継母ベラの尻を抱いて女芯を刺しっらぬき、血まみれの乳房をもみしだいていまわしい死を覚悟した女体の異常なわななきを、無慈悲に賞味したという。

やがて最後の汚辱に屈伏して泣きじゃくる伯爵夫人ベラの高貴な白い首にロープを巻いたのはボリス自身だ。

彼は、美しい継母が息絶えるまで、塾れたざくろのように弾け開いた紫色の花芯を指で辱しめ続けていた。

処刑が終わると、いまはボリス・イリイッチ・ウクラノフと名を変えた若い嗜虐狂は、生命を失った4つの美しい女体を満ち足りた目で眺め回しながら、冷然と死後の凌辱を部下に命じたのだった。



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